この前はこんな記事を書きました。
現在僕のカブにはロングキャリアを装着しているのですが、12月25日現在ではJA44専用のロングキャリアは存在していません。
なので仕方なくカブカスタム用(角目用)を流用して載せてしまおうという記事です。
ある程度砕いた表現で書いているので、DIY経験者向けです。
このロングキャリアはそのままではJA44に装着できません。
準備するもの
①ロングキャリア本体
②M8対応の延長ステー(なんでもいい)※重要
③M8 10mm~15mmの六角ボルト・ワッシャ
M8対応の延長ステーですが、ホームセンターで探しましょう。
要はカブカスタム用のロングキャリアではボルトの位置が違うので、JA44本体側のボルト穴を延長して、キャリア側のボルト穴が繋がるようにしてあげればいいのです。
雑な図ですが、銀色がキャリアです。
キャリア側の穴は内側すぎて、JA44本体側の穴は外側に広がりすぎています。
黄色の線がボルトの中心点あたりです。
この距離を縮める為に、ホームセンターで売っているステーを使います。
こんな形のものです。M8が刺さり、その穴が横長に広がっているものがベストです。
商品についてたタグはこんな感じでした。補助金具ステンレスと書いていますが本来の用途は不明です。
この延長ステーが入手できるかどうかがカギです。
取り付け方
まずはリアサスペンションの上下にあるボルトを外し、ワッシャも外します。
キャリア側はワッシャを全部外します。アウスタ製のロングキャリアでは幅がギリギリなのでワッシャが入りません。
このワッシャはキャリアを取り付けた後、サスペンションのスペーサーとして2枚重ねて取り付けることになります。
次に後部にあるボルトを外します。サスペンション側もこちら側もトルクは低めです。
そしてキャリアを後ろへずらせばキャリアが外れます。(サスペンション側は引っかかっているだけなので)
外れました。ロングキャリアを仮置きしてみると、ボルトの穴の位置が違うのが分かると思います。
そして③のM8のボルトでステーを挟み、だいたいこんな位置に置きます。
キャリアのボルトの位置は個体差があるはずなので、キャリアを付けたり外したりしてだいたいの角度・ボルト固定場所を把握します。
キャリアの穴と延長ステーの穴が一致できた状態です。
この時、キャリア側の穴からステーにボルトを通して仮止めし、ステーの裏側にナットが配置できるスペースがあるかどうかも確認しながら作業しましょう。
(JA44本体側のボルト穴が邪魔でナットを取り付けるスペースがなくなっているのに完全にボルトを締めると面倒なため)
これはキャリア側の穴からボルトを通していない状態ですが、だいたいの完成図をイメージしています。
キャリア側の穴からボルトを通すとステーとの間にスキマが生じるので、そこにナットやワッシャを詰めてスキマを減らすと剛性が上がると思います。
自分の場合は買ったステーがたまたまキャリアを押し上げてくれる形になっていたので、スキマは埋めずにそのままにしました。
正面から見ると少し不自然ですが・・・
後ろから見るとカッコいい!
あとはパニアシートやボックスなど、お好みのものを載せちゃいましょう。
この取り付け方ではタンデムには少し不安が残るかもしれませんが・・・
終わり
こうして新型カブにロングキャリアを取り付けることができました。
このやり方ではタンデム用のピリオンシートを載せてもタンデムには不安が残るでしょうけども、荷台としては十分です。
現在400kmほど走りましたが、特にガタもなく快適に使えています。
ロングキャリアの魅力は、シート後方にスペースを作れるということ。
(だと勝手に思ってます)
これによりリュックを背負ったまま乗ることもできるし、普段乗りでも乗車スペースが窮屈にもなりません。
リュックを背負いながらもボックスが使えるというのは強いのではないでしょうか。
くれぐれも自己責任でお願いします。
それでは。