ついに新型カブ110が納車
ホンダ スーパーカブ110 2018年モデル タスマニアグリーンです。
型番はJA44。
さかのぼること10月・・・カブの予約が開始した日の午後にホンダドリーム滋賀さんで予約をし、先日ついに納車されました。
一応発売日は11月10日だったのですが、生産が追い付かずどこも品薄状態になっており発売日に予約した自分でも1カ月半ほど待つことになりました。
遅い人では納車が1月や2月という人も・・・
納車されて3日経った今、オーナー目線でレビューしたいと思います。
価格は混み込みで27万円ほどでした。
外観
外観はというと、昔のカブ(AA01やJA07など)とほぼ変わっていなく最新型なのに街に溶け込みすぎです。
これでは猫も振り返りません。
前機の中国生産から熊本生産に戻り、丸目に戻ったことでクラシカルな雰囲気を醸しながらもメカは最新機で、世界で一番売れているバイクはこうあるのだというのを体現しています。
クドイ言い回しをしましたがカブオタクから見るとスマートでメチャクチャカッコイイってことです。(語彙力)
見やすいメーター、使いやすいウィンカー、当然ハンドル周りに無駄なものはありません。
しかしタコメーターやデジタル機器など贅沢装備はなく、あくまでビジネスバイクとしての機能性だけが洗練されています。
クラッチペダル周り。(左足側)
ミッションは4速ロータリーのデュアルクラッチ内臓で、昔のカブよりはシフトダウン時のショックは少なくなっています。
シーソー式クラッチペダルはダウン側(かかと)が少し跳ね上がっているので少しギアダウンしにくいかなと思いましたが、すぐ慣れました。
ちなみにシフトアップ時のストロークは重めです。カツンと踏む感じでは入らず、少し力を入れてガッと踏まないと入りにくいです。
調整で変えられると思いますが初期セッティングは重いのかもしれません。
エンジン周り。
キックスターターが金属丸出しになっているぐらいで、特筆する所はないかなぁと思います。
フロント。
フォークはもちろんテレスコピックサスペンション。(以下テレスコ)
JA07からテレスコに変更されているので真新しくはないのですが、昔のカブに慣れていると非常にテレスコが頼もしく思えます。
根元からしっかりフォークカバーで保護されているのでフォークの汚れの心配などは少なくて済みますね。
このメンテナンスフリーさがカブの頑丈さの秘訣の一つなのだなぁと思います。
フロント・リアともにドラムブレーキなのは変わらず、メンテナンス性能が高いです。
普通の単車にも乗っている身としてはドラムブレーキが少々頼りないですが・・・
ノザワホンダさんでディスクブレーキキットが販売されているのでいつか装着したいなとは思っています。
リア。
マフラーにメッキのマフラーガードが付いています。
エキゾーストサウンドは、カブらしくポポポとやる気の感じない音が出ます。
しかし早朝の新聞屋の音というよりは、普段の足のスクーターの音という感じです。
あまり新聞屋サウンドはしなくなりました(?)
走行インプレッション
走行はカブらしくローギアードなセッティングです。3速までは特にローギアードで、4速から伸びていきます。
60km/hを超えたあたりからエンジンが鳴く感じになり、巡行は70km/h程度にしておいた方が良いかなという感じです。
80km/hまでは出ることは出ます。
カーブや交差点はトルクのある3速で十分曲がれて、シフトをひんぱんに操作しなくて良く楽です。
クイックに曲がれて車体もスリムでとにかく取り回しがいいです。
さっそく往復400kmのツーリングに行きましたが、日中では車の流れに楽に乗れ、快適に乗れます。
車の流れが速い片側一車線の道路(湖岸道路など)でも、道を譲るのも楽々ですし速く走れないバイクなのでおおらかな気持ちで走ることができますが、70km/h巡行が続くとやはり疲れます。
また燃費ですが、往復400kmのツーリングで3回給油し、計8~9リットルほど入れただけでした。
残り1.3L程度で走り始めて、帰った時も残り1.3Lほどだったので、最低でも44km/Lのようです。
急発進や高速巡行を減らしていけばもっともっと上がると思います。なんて経済的なバイクなんだ・・・
装備したいアクセサリーなど
さっそくですが色々とアクセサリーを装備しています。
最初に付けたのはアウスタさんのロングキャリア。
後ろ姿はロンキャリのほうがかっこいいですね?
www.out-standing.com アフィリンクではありません。
ボックスを取り付けるために購入しました。標準のキャリアに箱を付けると乗車が窮屈になるからです。
このロングキャリア、一見JA44にそのまま装着できそうなボルト位置ですがそのままでは付きません。
リアサスペンションの隣に引っかけるのは可能ですが、ボルトの位置が違うためちょっと工夫して取り付ける必要があります。やり方の記事はこちら↓
あと便利さ重視ということで、おなじみ鉄箱。
ロンキャリのおかげで少し後ろに配置できるのがミソです。
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緑のカブには銀行カブっぽい鉄箱を、ということで購入しました。
ヘルメットや他のモノを入れても十分スペースがあります。
蝶番の部分は補強がなく、フタの重みでいつか壊れそうな雰囲気がします・・・いつか対策したい所です。
フタを乱暴に開けたり、開けたまま放置したりすると多分すぐ壊れます。
あとは、ババくさくても便利さ重視ということでハンドルカバー。
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こちらがJA44に適合しています。
ついでにクランプバーもミラーに付けました。
かなり快適で、先日のツーリングでは気温1℃~14℃の気温変化がありましたが、凍えない程度に寒さをしのげました。普通の手袋も付けた上です。
しかし2日ほど経って装着したメーター側にハンドルカバーのレザーの糊の跡?が付き、なかなか取れにくい汚れになっていたので外しました。残念。
あまり汚れを気にしない人にはオススメできます。
まだ装備していませんがいつか欲しいのは、既にJA44専用品が出ている風防。
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イケてる風貌の実用性の高いロング風防です。
8000円するので、アクセサリーとしては手が出しづらいです・・・
やっぱりカブは最高
ここ一カ月、普通のMTの単車(バンバン200)に乗ったりもしましたが、やはりカブは最高です。
壊れにくさと燃費の良さからくる安心感が桁違いです。エンストもしないし。
原付二種なので30km/h制限なんて気にしなくていいのも強みです。
厳寒期にはスパイクタイヤにして走ることもできます。タイヤも小さいので交換が楽ですね。
もうほんと、自動車専用道路が走れないこと以外は何でもできちゃう。
明日以降にはキャリアの取付やシガーソケットの取り付け、ツーリングの記録などを書いていきたいと思います・・・
あとはバンバン200を入手した経緯とかも。
それでは。
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